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ちょっと前に流行った「ChatGPT」や、画像を作成してくれる「生成AI」の世界。
大手の警備会社さんが開発している「AI搭載ドローン」。
時代はどんどん新しくなっていくなぁ、としみじみ感じます。
施設警備の警備員さんが、出入管理を行っています。
「出入管理」は、単純にいえば「通っていい人」と「通っちゃダメな人」を分類して、不審な人が入らないようにすることです。
しかしながら、この警備員さんは、施設内の案内をしたり、イベントの日程を聞かれたり、トイレの場所を教えてあげたり、トークスキルが求められるんです。
ChatGPTは、すごく話し上手で、ほぼリアルタイムで返事をしてくれる便利なシステムです。
ただ、現時点では、回答の正確性という問題があるようで、すぐに実用化とはならないかもしれません。
出入管理と並んで、施設警備の大きな部分を占めるのが、巡回です。
「巡回」は、施設の中の見回りをして、異常がないかチェックすること。
AI搭載ドローンでは、さまざまなセンサーを使って、不審者を見つけて、追尾することができるとのこと。
しかしながら、この「不審者を見つけて」というところで、「不審者とは?」という疑問が生じます。たとえば、口の周りを黒く塗ってて、唐草模様の風呂敷を持ってたら不審者だと認識するんだったら、本物の不審者を見逃してしまうかもしれないし、その逆も起こり得るという可能性があるわけです。
ホームページを書いている私も、他の誰かからは不審者だと思われているかもしれないし。
うちの警備員さんも、まだまだAIには負けていません!
私が大学でAIを学んでいたころから、随分技術は進んでいますが、人類のきめ細かな判断や「第六感」は警備業ではとくに必要なんだな、と感じています。
「2045年にはシンギュラリティを超えて人類の知能を凌駕するAIが登場する」などと一部では予測されていますが、そのときでも、警備業は変わらず、人類の仕事になると確信しています。