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みなさん、どういうときに、警備を発注していますか?
「うちは大きな施設だから、たくさん、警備員さん、いるよね。」
「うちの駐車場、すごく広いから、警備員さん、いるよね。」
それは、大きな勘違いかも、しれません・・・
大きい施設だから、たくさんの警備員さんが必要なんでしょうか?
たとえば、大きなショッピングモールに、巡回警備としてお伺いしておりますが、警備員さんがいるから、万引きがゼロになるとか、駐車場での事故がゼロになるとか、そういったことは、ありません。
そのショッピングモールでは、ひとりの警備員さんが制服で巡回していることによって、「この施設には警備員さんがいるんだよ」ということをアピールして、犯罪の抑止効果をねらっています。
費用対効果という観点で考えれば、事件や事故がゼロになるように、たくさんの警備員さんを配置するのはナンセンスですし、逆に何人も制服の警備員さんが巡回していたら、「何かあったのか?」などと、あらぬ心配をお客様に与えてしまうかもしれません。
駐車場が広いと、警備員さんが必要なんでしょうか?
駐車場が広かったら、満車になることもなく、お客様はスムーズに駐車できますね。
駐車場が狭かったら、満車で駐車できないクルマが出てくるかもしれません。
・・・かと言って、警備員さんがいれば、駐車できるようになる、なんてこともありません。
そんなとき、警備員さんは、お客様が購入した商品をクルマに積み込むのを手伝ったり、お客様の代わりに買い物かごやカートを片付けたり。
お客様の手助けをして、回転数をよくしよう!という作戦です。
ここまでの話で、「駐車場が狭い方が、警備員さんが必要なんだ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、実際には、駐車場が広くて、たくさんスペースがあっても、みなさん近いところがお好きなようで、どうしても狭いスペースにクルマが集中してしまいます。
そんなとき、警備員さんがどんなに頑張っても、お客様を遠いスペースに誘導するのは限界がありますし、かえってお客様にとって迷惑にもなりかねません。
広い駐車場であれば、店内売り場の位置に応じて、こちら側のスペースが便利です、などとクルマを駐車する前にお客様が駐車位置を選択できる情報提供がなされていることがあります。あるいは、駐車場を出て、お帰りになる際にも、「〇〇市方面は、こちらの出口」「〇〇町方面は、あちらの出口」が便利です。等の表示が有効です。
「警備員さん、一人お願い。」「わかりました!」
こんなオーダーでも、もちろんお請けできますが、警備員さんを配置することが目的ではなく、事件・事故を減らすこと、お客様にとって便利な空間をつくること、など、本当に必要なことは、ほかにあるはずです。
いま一度、何が必要か、考えてみてください。
そのとき、私どもに、お声かけいただけましたら幸いです。